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ポグバ“オークション”からレアルが撤退。代理人への手数料がネックに

text by 編集部 photo by Getty Images

ポール・ポグバ
ユベントスのポール・ポグバ【写真:Getty Images】

 ユベントスのフランス代表MFポール・ポグバ獲得レースからレアル・マドリーが撤退したようだ。10日、イギリス『スカイ』を含む複数のメディアが報じている。

 マンチェスター・ユナイテッドが破格の移籍金1億2000万ユーロ(約133億円)を提示しているポグバだが、マドリーは同選手のオークションにこれ以上付き合うつもりはないようだ。

 マドリーも嫌気がさした理由に移籍金を高騰させているポグバの代理人ミーノ・ライオラ氏の存在がある。ライオラ氏はポグバ移籍の際に移籍金の20%を受け取る契約を結んでおり、そのため同選手の移籍金は一つの区切りであった移籍金1億ユーロではなく1億2000万ユーロまで跳ね上がった。

 ユナイテッドは既にライオラ氏と年俸1300万ユーロ(約14億円)で合意を取り付けたとみられているが、未だポグバ本人の希望はわかっていない。ライオラ氏は今夏ユナイテッドが獲得したズラタン・イブラヒモビッチとヘンリク・ムヒタリアンの代理人でもあり、さらに同クラブにポグバとパリ・サンジェルマンのMFブレーズ・マテュイディも売り込んでいる。

 選手がEURO2016を戦っている間に急展開をみせた代理人主導のポグバ移籍問題。果たして、どのような結末を迎えるのだろうか。

【了】

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