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仏、再びテロ事件か? トラック突っ込み多数の犠牲者…選手たちが哀悼の意

text by 編集部 photo by Getty Images

フランスの国旗
フランスの国旗【写真:Getty Images】

 現地時間14日にフランス・ニースで、暴走したトラックが花火を見に来ていた多くの観客を巻き込む事件が起きた。この一報を聞き、多数の選手がツイッターでこの事件に言及している。14日にスペイン紙『マルカ』が報じた。

 14日はフランス革命記念日となっており、この日はニースで行われる花火大会に多くの見物客が訪れていた。しかし、観客のもとに暴走したトラックが突っ込み、多くの人々が巻き込まれている。トラックには武器が積まれていたとの情報もあることから、フランス当局はテロの疑いがあるとしている。

 セルヒオ・ラモスは「ひどくて衝撃的だ。非常に悲しいよ。僕はフランス人と同じ考えをしているし、想いはフランス人と共にある」とコメント。リーグアンのモナコに所属するラダメル・ファルカオは「ニースで何が起きたのかを知った。フランスの人々に哀悼の意を捧げたい」とつぶやいている。

 また、アルバロ・モラタは「怒り、痛み、悲しみ…それがニースで起きた。被害者とその家族、すべての人々をサポートしたい」と語った。

 ニースはパリから大きく離れた位置にある街で、イタリアに近い場所にある。ニースではEURO2016も開催されていた。パリのテロ事件を受けて警備を強化していたものの、フランスは再び大きな事件に巻き込まれることになってしまった。

【了】

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