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清武フル出場のセビージャ、あと一歩で勝利逃し…レアルがUEFAスーパー杯制す

text by 編集部 photo by Getty Images

清武弘嗣
セビージャの清武弘嗣【写真:Getty Images】

【レアル・マドリー 3-2 セビージャ UEFAスーパーカップ】

 現地時間9日にUEFAスーパーカップが行われ、レアル・マドリーとセビージャが対戦。延長戦までもつれ込んだ試合は、ダニエル・カルバハルのゴールが決勝点となりマドリーが3-2の勝利をおさめている。

 マドリーは昨季チャンピオンリーグで優勝、セビージャは昨季ヨーロッパリーグで優勝した王者同士の対戦だ。ただ、レアルのクリスティアーノ・ロナウドやガレス・ベイルといった主力選手が招集外となるなど若干メンバーを落としている。

 今回の試合でセビージャに新加入の日本代表MF清武弘嗣は先発出場を果たした。試合開始して21分にマルコ・アセンシオが豪快なシュートを叩き込みレアルが先制。しかし、40分に右サイドからのクロスをフランコ・バスケスがトラップしゴール右隅にシュートを突き刺しセビージャが同点に追いつく。

 さらに72分、ペナルティエリア内でセビージャの選手が倒されPKを獲得すると、イェフヘン・コノプリャンカがしっかりとゴールを決めてセビージャが逆転に成功した。

 このままセビージャが逃げ切るかと思われた後半アディショナルタイム、マドリーのセルヒオ・ラモスが土壇場でゴールを決め同点に追いつく。試合は延長戦に突入した。

 94分にセビージャのティモテー・コロジエチャクが退場し1人少なくなる。すると99分、マドリーが勝ち越しゴールを決めたかに思われたがオフサイドの判定となり幻のゴールとなった。

 それでも119分、ダニエル・カルバハルが一人でゴール前までボールを運び勝ち越しゴールを決めた。そのまま試合は終了し、マドリーが3-2の勝利をおさめている。先発出場の清武はフル出場を果たしたが、惜しくもタイトル獲得とはならなかった。

【得点者】
21分 1-0 アセンシオ(レアル)
40分 1-1 バスケス(セビージャ)
72分 1-2 コノプリャンカ(セビージャ)
90分+3分 2-2 S・ラモス(レアル)
119分 3-2 カルバハル(レアル)

【了】

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