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“悪童”バロテッリの就活が難航。セリエAの地方クラブにまでフラれる

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
去就が注目されるFWマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 リバプールのFWマリオ・バロテッリの新天地探しが難航している。14日付のイタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が報じた。

 ユルゲン・クロップ監督から戦力外通告を受けたバロテッリは、現在新天地を探して逆オファーを送っている。しかし、すでに4つのクラブから断られたようだ。バロテッリはまず、ユベントスへ移籍した昨季のセリエA得点王ゴンサロ・イグアインの代役を探すナポリへ売り込みをかけたが、2度も拒否された。

 次に昨季のトルコリーグ得点王マリオ・ゴメスの代役を探すベシクタシュにターゲットを変えたが、ここでも監督が獲得を拒んだ。さらに昨季のオランダリーグ得点王アルカディウシュ・ミリクをナポリに売却したアヤックスや、セリエAのサッスオーロへ逆オファーを試みたものの、ことごとく失敗に終わっている。

 ヨーロッパリーグのプレーオフへ進出したサッスオーロは経験豊富なストライカーを探しているが、バロテッリとは違うタイプのFWを求めたために加入は実現しなかった。

 そして今、最後の選択肢として残ったクラブはサッスオーロより小規模で、セリエA残留を目標にするキエーボだけになった。同クラブは期限付き移籍でバロテッリを獲得しようとリバプールと選手本人を説得中だと報じられている。

 これまでエリート街道から外れることなくサッカー人生を過ごして来たバロテッリ。ここに来てこれまで犯してきた数々の“悪行”の代償を払わされている。

【了】

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