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シメオネJr.、ジェノア完全移籍が決定。父親と同じくセリエA参戦へ

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョバンニ・シメオネ
ジェノアへの移籍が決まったFWジョバンニ・シメオネ【写真:Getty Images】

 アトレティコ・マドリー指揮官のディエゴ・シメオネ監督の息子FWジョバンニ・シメオネが、父親と同じくセリエAに参戦することになった。18日にジェノアの公式サイトが伝えている。

 現在21歳のG・シメオネは、父親ディエゴ氏の足跡を追う決断をした。父親が初めて欧州で所属したクラブはピサ(現在セリエB)だが、同選手は欧州初挑戦の地をジェノアに選択。同クラブの公式サイトが発表している。

「ジェノアCFCは、リーベル・プレートからジョバンニ・シメオネを完全移籍で獲得したことを報告します。加入記者会見は、明日8月19日(金)の(現地時間)17時30分に予定されています」

 アルゼンチン代表としてリオデジャネイロ五輪に3試合出場したG・シメオネは、2012年にリーベルでトップデビューを果たした。昨季はレンタル移籍したバンフィエルドで29試合に出場して12得点を挙げると、昨年開催された南米ユース選手権では得点王に輝く活躍で母国代表の優勝に貢献している。

 しかし、レンタル移籍から戻って来たリーベルには居場所がないことから、新天地を探して欧州への挑戦を検討。以前にはセリエAに昇格したペスカーラも獲得を狙っていたが、本格的に獲得へ乗り出したジェノアへ移籍することになった。

 移籍金や契約期間は未だに公表されてはいないが、伊紙には約300万ユーロ(約3億4000万円)の移籍金で5年契約を結ぶことになると報じられている。

 欧州上陸を果たしたG・シメオネ。ポジションは異なるものの、父親を追い抜くほどのワールドプレイヤーになれるだろうか。今後に期待が高まる。

【了】

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