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ユーベ、ベルギー代表MFの加入は既定路線。CEOが明言「延期になっただけだ」

text by 編集部 photo by Getty Images

アクセル・ヴィツェル
夏に加入間近だったアクセル・ヴィツェル【写真:Getty Images】

 今夏の移籍市場で加入間近だったロシア1部ゼニトに所属のベルギー代表MFアクセル・ヴィツェルについて、ユベントスのジュゼッペ・マロッタCEOが言及した。7日に伊メディア『フットボールイタリア』が報じている。

 中盤の補強を目指していたユベントスはヴィツェルを適切な補強選手と特定。すでに前日の内に交渉を成立させ、メディカルチェックとサインを残すだけの状態で移籍市場最終日を迎えたが、ゼニト側が締め切りまでに書類を提出しなかった。そのため、ユベントス移籍は破談となっている。

 だが、ヴィツェルが今冬か来年夏の移籍市場でユベントスに加入することは既定路線のようだ。マロッタCEOは「ゼニトの協力を得てメディカルチェックまで済ませ、後は選手の引き渡しだけだった。しかし、最後にゼニトは受け入れなかった。ただ、それが延期になっただけのことだと我々は考えているよ」と語り、加入の時期がずれただけだとしている。

 続けて「ヴィツェルは最後の数週間、ここに来て繰り返しユベントスでプレーしたいと述べていたよ」とコメントし、選手本人がユベントス移籍に前向きだったことを明かした。同メディアによると、移籍が破談した後にゼニト側がヴィツェルに対して契約延長に向けたオファーを提示したが、選手本人から断られたとも伝えている。

【了】

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