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「バレンシアが強ければ残留していた」クラブOBがアルカセルのバルサ移籍を擁護

text by 編集部 photo by Getty Images

パコ・アルカセル
バルセロナのパコ・アルカセル【写真:Getty Images】

 バレンシアが誇るレジェンドGKサンティアゴ・カニサレス氏は、同クラブの顔だったFWパコ・アルカセルがバルセロナに移籍したことに理解を示している。9日、スペイン紙『マルカ』が報じている。

 1999/2000、2000/01の2シーズン連続でバレンシアがチャンピオンズリーグ準優勝を果たし、2001/02、2003/04シーズンでリーガエスパニョーラ制覇を成し遂げた、チーム黄金期のGKカニサレス氏は、チームの若き顔だったアルカセルがバルセロナへ去ったことについて「アルカセルは、バレンシアがもっと競争力のあるチームだったら残留していただろう」と述べた。

 さらに「(彼のような選手なら)10年とか12年とか在籍し、500試合くらいこのチームでプレーしていたのが普通であったのに」とチームの顔の流出を惜しみながらも、アルカセルの移籍決断に理解を示している。

 また、カニサレス氏は昨季12位、今季も開幕2連敗スタートと、低迷気味のバレンシアについては「もう少しうまく噛み合えばCLに戻れるのでは」と楽観視するコメントを残している。

【了】

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