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本田、ミラン加入後“最大の正念場”。代表にも影響する出場機会減も、まずは戦う姿勢を見せるのみ

指揮官にとってファーストチョイスはスソ

本田圭佑
ミランで苦境に立たされる本田圭佑【写真:Getty Images】

「本田圭佑はミランにとって重要な選手。今のところは私はスソを選択しているが、本田の持つプレーの特性は重要なものだ」

 10日、ウディネーゼ戦の前日会見に応じたミランのヴィンチェツォ・モンテッラ監督は、本田圭佑についてこうコメントしていた。その中で明言されたのは、4-3-3の右ウイングとしてスソをファーストチョイスに考えているということだ。

 このスペイン人を外す理由はない。プレシーズンからの調子をリーグ戦にも持ち込み、前節のナポリ戦では2ゴールに絡んだ。フィニッシュワークもさることながら、ナポリ戦では守備や組み立てにも献身的に奔走していた。代表招集も受けずチームに残って練習していたため、疲労を考慮して外す必要もない。

 ウディネーゼ戦では、エムバイエ・ニアンが出場停止となる左ウイングには、ジャコモ・ボナベントゥーラが一列前に上げられる模様だ。従って本田はこの試合でもベンチスタートが濃厚となっている。

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