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レアルの”10番”ハメスを狙っていたインテル。97億円提示も獲得ならず

text by 編集部 photo by Getty Images

ハメス・ロドリゲス
レアル・マドリーのハメス・ロドリゲス【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのコロンビア代表MFハメス・ロドリゲスは、この夏にインテルから巨額のオファーで誘われていたようだ。14日付の米誌『スポーツ・イラストレイテッド』が伝えている。

 昨シーズン途中にジネディーヌ・ジダン監督が就任して以来チーム内での序列が低下し、出場機会の減少したハメスは、移籍の可能性が盛んに取りざたされていた。能力の高さに疑いの余地はないマドリーの”10番”に関心を示していたクラブは多かったようだ。

 7月下旬には、ハメスは「クラブが8500万ユーロ(約97億円)のオファーを受けたことは知っている」と明かしながらも、残留の意思を強調していた。移籍の噂はその後も絶えなかったが、結局ハメスはマドリーに残ったまま移籍期間の終了を迎えることになった。

 ハメスはオファーを受けたクラブの具体名を明かさなかったが、『スポーツ・イラストレイテッド』によれば、そのクラブはインテルだったという。だがハメスは、現在のインテルがトップレベルのビッグクラブではないという判断により移籍を望まなかったとみられている。

 マドリーでポジションを争っていくことを決意したハメスだが、今季リーガエスパニョーラでも3試合を終えて2回の交代出場にとどまっている。再び”10番”にふさわしい輝きを放ち、残留を選んだことが正しかったと証明できるだろうか。

【了】

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