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宮市亮、脳しんとうで病院へ搬送。7~10日間の戦列離脱で次節は欠場か

text by 編集部 photo by Getty Images

宮市亮
脳しんとうを引き起こしたFW宮市亮【写真:Getty Images】

 ドイツ・ブンデスリーガ2部のザンクトパウリに所属するFW宮市亮は、試合中に脳しんとうを引き起こしたことで少なくとも1週間の戦列離脱を強いられることになるようだ。1日付の独『DPA通信』が報じている。

 現地時間10月31日に行われたドイツ・ブンデスリーガ2部第11節で、ザンクトパウリはニュルンベルクと1-1で引き分けた。この試合に先発出場した宮市は、前半の序盤にニュルンベルクのDFティム・レイボールドと激しく衝突。この衝突により29分に交代を余儀なくされた宮市はそのまま病院に搬送され、脳しんとうを引き起こしたと診断されている。

 クラブは翌日、宮市はもう1日病院で過ごし、また3~5日間の安静が必要だと公式ツイッターで報告。そしてチームドクターであるハウケ・モムゼン医師によると、1週間から10日間の離脱を余儀なくされるという。これにより宮市は、現地時間11月7日に予定されている次節のヴュルツブルガー・キッカーズ戦を欠場する可能性があると報じられている。

 昨年の6月にザンクトパウリへ移籍した宮市だが、その1ヶ月後には左膝前十字靭帯を断裂。今年の4月に復帰したが、今季もふくらはぎや内転筋の問題に悩まされていた。今季はこれまで公式戦9試合に出場して5回先発出場を果たしていた宮市だが、ここに来てまた離脱を余儀なくされている。

【了】

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