マンチェスター・ユナイテッドのメンフィス・デパイは今冬にもチームを離れることになるかもしれない。4日、英紙『ガーディアン』が報じている。

　デパイはユナイテッドでのキャリアを不安に感じており、ジョゼ・モウリーニョ監督のプライオリティが低いことを認識いるとのこと。出場機会を求めて今冬の期限付き移籍を望んでいる。そのデパイに対してトルコのフェネルバフチェが獲得の興味を示しているようだ。

　現在フェネルバフチェを率いるディック・アドフォカート監督はPSVの監督を務めていたさいにデパイをデビューさせた”恩師”である。ヨーロッパリーグでユナイテッドで対戦をしたときには「彼くらいの年齢ではレギュラーとしてプレーすることが重要だ」と助言を送っていた。

　2015年夏にPSVから2500万ポンドでユナイテッドへやってきたデパイ。背番号7を与えられたものの、プレミアリーグ29試合の出場で2ゴールと期待を裏切った。今シーズンもここまでノーゴール。フェネルバフチェとのアウェイゲームでは遠征メンバーにも選ばれなかった。

　プレミアリーグではなかなか結果が出せずに苦しんでいるデパイ。トルコへの移籍が実現し、エールディビジのときに見せていた輝きを取り戻すことはできるだろうか。

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