マンチェスター・ユナイテッドを率いるジョゼ・モウリーニョ監督は、DFルーク・ショーとDFクリス・スモーリングに不満があるのかもしれない。英メディア『スカイ・スポーツ』で解説者のアンディ・ウォーカー氏が、自身の見解を語った。

　ユナイテッドは現地時間6日、スウォンジー・シティに3-1で勝利した。これはユナイテッドにとってプレミアリーグ5試合ぶりの白星で、もちろん喜ぶべき結果である。

　しかし、モウリーニョ監督は試合後、「スモーリングは痛みを訴えていて、100％のプレーができるとは感じていない」「ショーは今朝、プレーするのに適したコンディションではないと言ってきた」と話し、2人の欠場に不満がある様子だった。

　現役時代にセルティックなどで活躍したウォーカー氏は、選手たちのこの姿勢がポルトガル人指揮官を怒らせたと主張している。

　同氏はまず「彼が重用してきた選手を考えてほしい。ジョン・テリー、フランク・ランパード、セルヒオ・ラモス、ペペといった選手たちだ」と切り出し、「彼らは痛みに耐えてプレーし続けるタイプだ」とコメント。だからこそ、「ルーク・ショーを信頼していないし、クリス・スモーリングを信頼していないと思う」と述べた。

　そして、「誰もハムストリングを痛めている選手にプレーしろと言っているわけじゃない。ただ、打撲とか違和感でプレーするメンタリティの話だ。ジョン・テリーはそういった状態で何度モウリーニョのもとでプレーしたのだろうか」と続けている。

　ショーもスモーリングも負傷が多いため、慎重になっていることは想像に難くない。それでも、モウリーニョ監督が闘争心をむき出しにするような姿勢を求めていることも確かだろう。

【了】