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「アーセナルが大好きだけど…」。レンタル中の元10番は復帰に自信なし?

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャック・ウィルシャー
ジャック・ウィルシャー【写真:Getty Images】

 アーセナルからボーンマスにレンタルで加わっているMFジャック・ウィルシャーは、将来的に完全移籍しなければいけない日が訪れるかもしれないと考えている。英メディア『スカイ・スポーツ』が伝えた。

 ウィルシャーは9歳でアーセナルの下部組織に入った生え抜きだ。16歳でプレミアリーグデビューを飾ると、徐々に出場機会を増やしてファンの期待を集めた。しかし、近年はけがに悩まされたこともあって伸び悩み、今シーズンはボーンマスにレンタルされている。

 ボーンマスでコンスタントにプレーする同選手は、今回のイングランド代表に招集されたが、本人は将来に不安があるようだ。

 ウィルシャーは、「アーセナルで素晴らしい時間を過ごしたし大好きだから、こんなことを言うのは難しい」と前置きしつつ、「将来は誰にも分からない」と語った。「(レンタルが終わって)戻ると、契約は残り1年だ。もちろんアーセナルが好きだけど、去らなければいけないときがきたら、そうしなければいけない」と続けている。

 いずれにしてもアーセナルへの愛情は変わらないようで、「今シーズンの彼らが良いチームだということは分かっていた。僕が移籍したときにも良い位置につけていたし、当然彼らにリーグ制覇を成し遂げてほしい」と、自分がいないチームにエールを送った。

 それでも、ウィルシャーの真の願いは、自身の活躍でアーセナルを優勝に導くことだろう。ガナーズの元背番号10は、ボーンマスでキャリアを本来の道に戻せるだろうか。

【了】

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