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韓国女子監督、本大会出場懸かる最終戦への集中を強調

text by 編集部 photo by HKFA

EAFF
韓国が香港下し2連勝【写真:HKFA】

 韓国女子代表チームのファンは、来年12月の日本旅行のプランを立て始めても大丈夫かもしれない。だがユン・ドクヨ監督は、台湾代表との最終決戦だけに意識を集中させている。

 韓国代表は、女子EAFF E-1 Football Championship 2017予選第2ラウンドの第2戦で開催国の香港に14-0の大勝を収め、本大会進出に向けて圧倒的に優位な状況に立っている。

「グアムとの初戦と比較すれば、対戦相手のクオリティーには少々差があった」とユン監督は試合後に語った。「だが、選手たちは我々の戦術を理解した上で、非常に良い戦いをしてくれた。だからこの結果には満足している」

「韓国国内でのトレーニングキャンプを開始して以来、我々は台湾との試合に照準を合わせてきた。これまで自信を持って戦うことができており、(予選突破という)目標を達成するため全力を尽くすつもりだ」と指揮官はコメント。月曜日に対戦する台湾もここまで2勝を収めており、ユン監督もその力を認めている。

 一方、試合に敗れた香港のチャン・シュクチ監督は、若く経験の浅いメンバーがピッチ上で見せた戦いぶりが完璧には程遠いものだったことを潔く認めた。

「大敗を望んでいたわけではなかったが、今日は何人もの若い選手たちを起用した。最初は多少のミスを犯してしまうことも受け入れられる」とチャン監督。「2本のPKと2つのオウンゴールは経験不足を表すものだった。だが、今日こういう経験ができたことは良かった」

 開催国としては、グアムと対戦する月曜日の試合で少なくとも1勝を挙げたいと望んでいることだろう。

【了】

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