イングランド代表キャプテンのウェイン・ルーニーは、代表チームの宿泊したホテルで”泥酔”して失態を演じたと伝えられたことについて謝罪の言葉を述べている。16日付の英紙『ガーディアン』など複数メディアが伝えた。

　イングランド代表は現地時間11日にロシアW杯欧州予選の試合でスコットランド代表との”英国ダービー”を制したが、勝利を祝うあまりにルーニーは飲みすぎてしまったようだ。試合翌日にはホテルで開かれた一般客の結婚パーティーに招かれたが、徐々に様子がおかしくなり、「酷い様相だった」との証言が伝えられている。その様子は写真にも捉えられ、メディアに出回ってしまった。

　ルーニーはこの報道を受け、スポークスマンの口を通して謝罪の言葉を述べたとのことだ。「当然ながらウェインは、ファンにより撮影された写真が公開されたことを残念に思っている。チームとスタッフ全員がオフの日だったとはいえ、彼のような立場の者にとって不適切なイメージであったことを彼は全面的に理解している」と同選手の声明が伝えられた。

　ルーニーはイングランド代表のガレス・サウスゲート暫定監督およびイングランドサッカー協会（FA）テクニカルディレクターのダン・アシュワース氏に謝罪を行ったとのことだ。さらに「写真を目にした若いファンたちにも謝罪の思いを伝えたい」とも述べられている。

　スコットランド戦に続いて15日に行われたスペイン代表との国際親善試合は、ルーニーは膝の軽い負傷のため欠場した。所属するマンチェスター・ユナイテッドでも先発の機会が減少して苦しい時期を過ごしているルーニーだが、代表でも災難が続くことになってしまった。

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