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「12番目の選手が必要だ」。本拠地最後のダービーに一体で挑むシメオネ・アトレティコ

text by 編集部 photo by Getty Images

ディエゴ・シメオネ
アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督【写真:Getty Images】

 本拠地ビセンテ・カルデロンで迎える最後のマドリードダービーを前に、アトレティコ・マドリーのディエゴ・シメオネ監督はサポーターの強い後押しを望んでいる。18日、スペイン紙『アス』が報じている。

 ダービー前日会見に臨んだシメオネ監督は、ゲームについて「我々は28戦無敗の相手と対戦する。レアル・マドリーは空中戦に強く、攻撃力が強い」と述べ、「彼らの個性は熟知している。ルーカス・バスケスの存在はバランスを与え、カリム・ベンゼマはよりゴールを与える。勝ち続けているのだから、カゼミーロが不在でもうまくやっているのだろう」とコメントしている。

 フランス代表戦での負傷で、出場が危ぶまれたアントワーヌ・グリーズマンについては「良くなっている。昨日(木曜日)には普通にトレーニングした。非常によくトレーニングしているところだ。今日のセッションを無事に終え、試合当日は計算できるようにあって欲しい」と述べている。

 もし敗れれば、勝ち点差が9となってしまうことに「一番重要なのはどう試合に入るかだ。そして、我々のホームで迎える最後のダービーが意味するところの気持ちをどう捉えるかだ。その上で3ポイント差になるのか、6ポイント差か、9ポイント差かというのは何の意味も持たないことなのだ」と語る。

 そしてサポーターに「いつものようにあって欲しい。我々はいつものように12番目の選手を必要としている。彼らは分かっている。私は何のメッセージも送る必要はない」と語った。

【了】

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