フットボールチャンネル

チェルシー、無敵の“コンテ流”3-4-3を支える5人のキーマン。17得点0失点で6連勝中【編集部フォーカス】

シリーズ:編集部フォーカス text by 編集部 photo by Getty Images

ダビド・ルイス

ダビド・ルイス
ダビド・ルイス【写真:Getty Images】

[ポジション]
センターバック(中央)

 今季2年ぶりに古巣復帰を果たしたダビド・ルイスだが、再獲得自体に懐疑的な目を向ける現地メディアもあった。その懸念を証明するように、シーズン当初に採用されていた4-1-4-1システムでは控えという立場だった。

 しかし、コンテ監督が3-4-3を導入すると3バックの中央のポジションを確保。新布陣移行後はリーグ戦全試合でフル出場を続けている。3バックの中央にポジションを取ることで、持ち前のパスセンスやフィードの正確さが生き、攻撃面での貢献が顕著となった。

 4バックを用いていたモウリーニョ体制では、ブラジル人DF特有の“攻撃好き”と軽い守備が仇となり、出場機会の減少やボランチで起用される試合も増えた。

 それでも3バックのシステムでは両脇にアスピリクエタとガリー・ケーヒル、前方にはカンテとネマニャ・マティッチという守備力のあるボランチのサポートもあってディフェンス面での負担も軽減された。

 ヘディングにはめっぽう強いタイプで、負傷明けでベンチを温めているキャプテンのジョン・テリーに比べればスピードにも優れるため、DFラインを高く設定できるのも利点のひとつである。

【次ページ】ビクター・モーゼス
1 2 3 4 5 6

KANZENからのお知らせ

scroll top