好調アタランタの勢いは、まだ止まらない。しかし、ジャンピエロ・ガスペリーニ監督は、自分たちを見失っていないようだ。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が指揮官のコメントを伝えた。

　開幕から好調を続けるアタランタは、セリエA第14節まで消化して首位ユベントスと勝ち点5差の4位タイにつけている。リーグ戦次節の相手は、そのユベントスだ。

　今シーズンのアタランタの躍進を昨シーズンのプレミアリーグを制したレスター・シティと比較する声もあるが、ガスペリーニ監督は「そうは思っていない。イタリアでそれは本当に難しいだろう」ときっぱり。「ここまでやってきたことはうれしいし、誇らしく思っている。しかし、ほかの責任を加える必要はないだろう」と述べた。

　ユベントス戦が、上位同士の直接対決になることを予想していたかと問われると、「もちろんノーだ」と返答したアタランタ指揮官は、「ジェノアに負けたあとだから、彼らは悔しさを抱えてやってくるだろう」と警戒心を強めている。

　レスターのクラウディオ・ラニエリ監督は昨シーズン、冬になっても目標が1部残留であることを強調し続けた。アタランタはどこまで快進撃を続けられるだろうか。

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