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ローマダービーで先制点のストロートマン、次節ミラン戦に意欲

text by 編集部 photo by Getty Images

ケビン・ストロートマン
ケビン・ストロートマン【写真:Getty Images】

 現地時間4日に行われたセリエA第15節のローマダービーは、2-0でローマがラツィオを下した。先制点を決めたMFケビン・ストロートマンは、価値ある勝利を喜び、次節ミラン戦に向けて気を引き締めている。伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが同選手のコメントを伝えた。

 ローマは64分、相手DFワラセからボールを奪ったストロートマンがそのままゴールを決めて先制した。

 その直後、水分補給をしながら自陣に戻ろうとする同選手に対し、ラツィオはベンチにいたダニーロ・カタルディが後ろ襟をつかんで倒し、両軍入り乱れて大混乱となっている。

 それでも、77分にMFラジャ・ナインゴランのゴールでリードを広げたローマは、無事勝ち点3を獲得した。

 ストロートマンは試合後、「この勝ち点3は本当に大きい」と満足げ。自身のゴールについては、「(エディン・)ゼコがオフサイドポジションだと思ったから、自分でいくことにしたんだ。うまく決められて良かったよ」と振り返っている。

 次節は勝ち点で並ぶミランとの試合だ。「素晴らしい試合になるだろう。今はこの勝利を喜ぶときだ。それからミラン戦に集中だね。僕たちはもっと改善しなければいけない。特にアウェイでは多くの勝ち点を落としてしまっている」と、大一番に向けて気を引き締めた。

 ローマとミランは、首位ユベントスと勝ち点4差。絶対王者への挑戦権を懸けた重要な試合になりそうだ。

【了】

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