南米サッカー連盟（CONMEBOL）が5日、飛行機墜落事故で多くの選手を失ったシャペコエンセを2016年のコパ・スダメリカーナ優勝チームにすることを発表した。

　現地時間1日に予定されていたコパ・スダメリカーナ決勝に挑むためにシャペコエンセの選手たちを乗せた飛行機はコロンビアに向かっていた。しかし、コロンビア・メデジンの近くの山岳地帯に墜落し選手たちを含め多数の犠牲者がでている。

　この事故を受けて、対戦する予定だった相手側のアトレティコ・ナシオナルがタイトルをシャペコエンセに譲りたいという意向を表明。改めて決勝を開催する案も浮上したが、この申し出を受け入れる形となりシャペコエンセの優勝が決まった。

　本来、優勝したチームには来季のコパ・リベルタドーレスとレコパ・スダメリカーナの出場権、スルガ銀行チャンピオンシップ出場権などが与えられる。

　これに関しては、今回の発表の中で「全ての名誉と特権をシャペコエンセが受け取る」としており、シャペコエンセも今までと同様に扱われる可能性がある。

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