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マンUレジェンド、ギグス氏の脳裏に初めて引退をよぎらせた”ある試合”とは?

text by 編集部 photo by Getty Images

ライアン・ギグス
元マンチェスター・ユナイテッドのライアン・ギグス氏【写真:Getty Images】

 5日、スペイン紙『マルカ』が、マンチェスター・ユナイテッドのレジェンド、ライアン・ギグス氏が、英国紙のコラムで自身の引退を考えた”ある試合”について語っていることを報じている。

 ギグス氏は英国紙『ザ・テレグラフ』のコラムで「ペップ・グアルディオラが私を引退に追い込もうとした日」というタイトルで、自身のキャリア最悪のゲームについて語っている。

 その試合とは、2008-09シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)決勝のバルセロナ戦ということだ。0-2のスコア差以上の完敗に、「初めてグアルディオラ監督のチームと対戦し、試合後ひとりきりでベンチに座り込み、自分のキャリアで初めて引退を考えた」と述べる。

 当時ギグス氏は35歳。「2009年のあのローマでのファイナルは23年のキャリアでワーストゲームだった。我々にとってはひどい日であり、彼らは素晴らしかった。そして、2度とこういう気持ちを味わいたくないと思った。その時に、もし、そう思うことがサッカーを辞めることを意味していたならば、そういうものなのだと思った」と打ち明けている。

【了】

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