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墜落事故から18日…DFアランが退院し帰宅。車椅子から立ち上がり車へ

text by 編集部 photo by Getty Images

アラン・ルシェウ
シャペコエンセのアラン・ルシェウ【写真:Getty Images】

 先月コロンビアで発生した飛行機墜落事故から救助されたシャペコエンセのDFアラン・ルシェウは病院からの退院が認められ、事故から18日ぶりとなる帰宅を果たした。16日付のブラジル『UOL』などが伝えている。

 ブラジル1部リーグのクラブであるシャペコエンセを乗せた飛行機は、現地時間11月28日に夜にコロンビアの山間部に墜落。搭乗していた77名中71名が命を落とす中、選手3名を含む6名が奇跡的に救助された。

 生存者のひとりであるアランはコロンビアの病院に搬送されて治療を受けたあと、今月13日には同じく生存者であるブラジル人記者のラファエウ・ヘンゼル氏とともにブラジルに帰国し、シャペコエンセの本拠地シャペコの病院に入院していた。

 16日には退院が認められ、ブラジル人生存者の中で最初に帰宅を果たすことになった。車椅子に乗って病院入口から姿を見せたアランだが、迎えの車に近づくと車椅子から立ち上がり、支えを受けながらも自ら歩いて車に乗り込んでいった。

 事故による負傷で右足の切断を余儀なくされたGKジャクソン・フォルマンも13日にブラジルへ帰国し、サンパウロの病院で再手術を受けた。17日にはシャペコに戻ることが予定されている。もう一人の生存選手であるDFエリオ・ネトも15日にコロンビアから帰国し、シャペコの病院に移っている。

【了】

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