マンC、序盤戦の期待感はどこへ? アーセナル撃破も浮き彫りとなった脆さ

2016年12月19日(Mon)18時07分配信

text by 舩木渉 photo Getty Images
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フェルナンドのアンカー起用が機能せず

フェルナンド
フェルナンジーニョに代わって先発出場したフェルナンド【写真:Getty Images】

 本来はボールポゼッションを高めて戦うアーセナルだが、先に点を取ったことで前半は守りに入ることを選んだ。自陣に守備ブロックを築いてシティにボールを持たせ、外へ外へと追い込んでいく。

 ここで重要になるのが、本来ならフェルナンジーニョの役割を果たすはずのフェルナンドだ。シティのビルドアップではセンターバックが両サイドに開き、サイドバックが内側に絞り気味で高い位置を取ってチーム全体を押し上げる。

 フェルナンドはこの場面でセンターバックの間のスペースに入ってボールを受け、ゲームを組み立てなければならない。ただ、元々守備的なスタイルの選手であり攻撃のビルドアップが得意ではないフェルナンドからはなかなか相手が怖がる位置に正確な1本目のパスが出ない。

 前半のシティは相手の守備ブロックの外でパスを回すことに終始し、効果的な攻撃を見せられなかった。ビルドアップは左センターバックのアレクサンダル・コラロフが蹴るロングボールにわずかな期待が持てたくらいだ。

 しかし後半になると流れが変わる。開始早々にレロイ・ザネが速攻から同点ゴールを奪い、光明が見えてきた。デ・ブライネが最前線に入り、スターリングが右へポジションを移してから攻撃に少しずつシティらしい形が出るようになる。

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