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モウリーニョ、古巣チェルシーとの争いに”敗北宣言”? 「追いつくのは難しい」

text by 編集部 photo by Getty Images

ジョゼ・モウリーニョ
マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、昨シーズンまで指揮した古巣であるチェルシーにこれから追いつくのは困難だと認めている。23日付の英メディア『スカイ・スポーツ』がインタビューを伝えた。

 チェルシーを二度率いて数々のタイトルをもたらしたモウリーニョ監督だが、昨シーズン途中で成績不振により解任。今季からはユナイテッド指揮官に就任し、古巣とも敵として戦っている。

 アントニオ・コンテ新監督の率いるチェルシーが順調にプレミアリーグ首位を走る一方で、ユナイテッドは現時点で13ポイント差での6位。「正直に言わなければならない。非常に難しい」とモウリーニョ監督は述べ、後半戦での追い上げが容易ではないと考えていることを認めた。

 現時点での勝ち点差だけではなく、「チェルシーのプレー哲学」もその理由だとモウリーニョ監督は語る。「彼らは1点を奪えば勝つことができる。たくさん守っていて、良い守りをしている。ラスト20分になるとDFを投入する。何を言われてもどう思われても気にせず、とにかく勝ちたいと思っている」と、チェルシーの戦いが非常に守備的であるという考えを述べている。

「だからこそ、彼らがそれほど勝ち点を落とすとは思えない。数字的には(追いつく)可能性もあるが、実現するのは非常に難しい」と、タイトル争いに関して事実上の“敗北宣言“も口にした。

 プレミアリーグで11連勝中のチェルシーは、その11試合でわずか2失点。ここ3試合はいずれも1-0の勝利を収め、勝負強さと安定感が際立っている。

【了】

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