パリ・サンジェルマン（PSG）が3日、ヴォルフスブルクに所属する23歳のドイツ代表MFユリアン・ドラクスラーを獲得したことを発表した。契約期間は2021年6月までとなっている。

　英紙『デイリー・メール』によると、移籍金は3400万ポンド（約49億円）とのこと。ドラクスラーは2015年夏にシャルケからヴォルフスブルクへ移籍し、背番号10番をつけて主力としてプレー。昨季はクラブ初のチャンピオンズリーグ8強進出にも貢献していた。

　そういった経緯から昨年夏にはアーセナルやリバプールなどが獲得に興味を示し、ドラクスラー本人も移籍を志願。しかし、ヴォルフスブルクはそれを認めず引き止めを行っていた。

　その影響もあってなのか今季は公式戦14試合に出場し未だに無得点。ヴォルフスブルクのクラウス・アロフスGM（ゼネラル・マネージャー）は「次は承認を与えるかもしれない」と語り、次の移籍市場で放出する可能性を示唆していた。

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