ユベントスを率いるマッシミリアーノ・アッレグリ監督は、最近噂された退任の可能性を否定した。7日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。

　昨年の末に行われたイタリア・スーパーカップでミランに敗北した後にチームやクラブ幹部に対して怒りを露わにしたとされるアッレグリ監督。そこで、同監督の代理人が今季で契約が満了するアーセン・ヴェンゲル監督の後任監督を探しているとみられているアーセナルの幹部と接触をしたとも報じられ、退任の可能性が噂されている。

　しかし、アッレグリ監督は「ユベントスでの私の周期は決して終えてはいないし、できるだけ長くここにいたいと思う」と述べ、退任の可能性を一蹴。そして、スーパーカップ後に鬱憤を発散した理由について説明した。

「あれは移籍市場や私の将来とは関係ない。私は、開始35分間で気が抜けてしまったチームに憤慨したんだ。チームはあの試合の重要性を理解していなかったから、私が鬱憤を発散させたことには正当な理由がある」

　昨年のリーグ戦で挙げた年間勝ち点を100とし、クラブの歴代最多年間勝ち点記録を更新して昨年を締め括ったユベントス。さらに、クラブ歴代最長記録に並ぶホーム戦25連勝を達成したユベントスは、クラブ歴代最長記録の更新を目指して、現地時間8日に行われるセリエA第19節でホームにボローニャを迎える。

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