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レアル、補強禁止処分後の新戦力第1号はポルトガルの若手FW?

text by 編集部 photo by Getty Images

アンドレ・シルバ
ポルトのアンドレ・シルバ【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーは、来夏の移籍市場でポルトガルの若手注目株を手に入れることになるのかもしれない。8日付の英紙『デイリー・スター』が伝えている。

 マドリー入りの可能性が報じられているのは、ポルトに所属する21歳のポルトガル代表FWアンドレ・シルバ。若くしてポルトの10番を背負い、今季国内リーグで10ゴール、チャンピオンズリーグ(CL)で4ゴールを記録するなどの活躍を見せている。欧州サッカー連盟(UEFA)が昨年末に発表した、今季CLの”新発見ベストイレブン”にも名を連ねた期待の若手だ。

『デイリー・スター』によれば、アーセナルのアーセン・ヴェンゲル監督はアンドレ・シルバを高く評価し、2000万ポンド(約28億7000万円)での獲得を望んでいたのだという。だが、ポルトはこの金額での取引に応じようとはせず、夏まで待てば5000万ポンド(約71億8000万円)での売却が可能だと考えているとのことだ。

 国際サッカー連盟(FIFA)による補強禁止処分を受けているマドリーは、この冬の移籍市場で新戦力をチームに加えることはできないが、夏にはアンドレ・シルバを最大の補強ターゲットとする意志をポルトに伝えているという。ポルトは冬にアーセナルなどから届くオファーには応じず、来夏のマドリーからのオファーを待とうとしているようだ。

【了】

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