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ドルトのエース、レアル移籍はまだ先? ジダンが獲得に”ストップ”か

text by 編集部 photo by Getty Images

ピエール=エメリク・オーバメヤン
ボルシア・ドルトムントのピエール=エメリク・オーバメヤン【写真:Getty Images】

 レアル・マドリーのジネディーヌ・ジダン監督は、ボルシア・ドルトムントのガボン代表FWピエール=エメリク・オーバメヤンの獲得に”ストップ”をかけた模様だ。ドイツメディア『シュポルト・ビルト』が11日に報じている。

 ドルトムントのエースとしてゴールを量産するオーバメヤンは、マドリーの新戦力候補であることがたびたび取りざたされている。国際サッカー連盟(FIFA)から受けた補強禁止処分のため、この冬には新たな選手を加えられないマドリーだが、処分の明ける夏にはオーバメヤンの獲得に動く可能性もあるとみられていた。

『シュポルト・ビルト』によれば、実際にマドリーのクラブ内ではオーバメヤンの獲得について議論が行われたという。だがジダン監督は、オーバメヤンはチームにとって必要なタイプの選手ではないと判断し、獲得に反対したとみられている。

 オーバメヤンに対しては中国から移籍金の史上最高額更新となるオファーが準備されているとも報じられたが、ドルトムントはオファーの存在を否定している。一方でスペイン『マルカ』は、マドリー移籍が実現しないのであれば、パリ・サンジェルマンやマンチェスター・シティがオーバメヤンの移籍先候補になると伝えている。

 オーバメヤン自身は、マドリーでプレーするのが夢であることを公言し、いつか移籍したいという希望を隠してはいない。亡き祖父との約束でもあるとのことだが、少なくとも来夏に夢のクラブへの移籍が実現することはないのだろうか。

【了】

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