マンチェスター・ユナイテッドのジョゼ・モウリーニョ監督は、MFポール・ポグバの持つ”カリスマ性”を称賛し、将来的にユナイテッドのキャプテンを務めることができるという考えを述べた。13日付の英『スカイ・スポーツ』など複数メディアが伝えている。

　2012年に一旦ユナイテッドを離れてユベントスへ移籍したポグバだが、昨年夏にサッカー界の史上最高額を更新する移籍金で古巣復帰。極度の注目とプレッシャーの中でシーズン開始当初は苦戦していたが、徐々に調子を上げつつある。

　モウリーニョ監督は、公式戦9連勝というチームの好調な戦いに貢献してきたポグバのプレーを称賛しつつ、チーム全体が良いプレーをできていることも強調している。「彼は素晴らしく良いプレーをしている。だがチームも良いプレーをしている。チームが良いプレーを続けてほしいと思うし、ポールは安定して今のようなレベルを維持してほしいと思う」

　プレーの面だけではなく、ポグバがピッチ内外で見せる存在感にも指揮官は強い印象を受けているようだ。将来的にはチームの主将を務めることができるという期待を口にした。「彼にはカリスマがあり、野心があり、メンタリティーがあると思う。プロ意識の優れた選手だ。これだけ若く、これだけ多くの素養を備えていれば、可能なことだと思う」

　プレミアリーグでは6連勝中のユナイテッドだが、序盤の不安定な戦いぶりが尾を引き、依然として首位チェルシーとは10ポイント差での6位。15日には2位リバプールをホームに迎えての重要な一戦に臨む。

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