フランスのマルセイユのサポーターは、かつて同クラブでプレーした元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバの復帰を望まないという姿勢を示した。15日付の仏紙『レキップ』などが伝えている。

　日本代表DF酒井宏樹も所属するマルセイユは、現地時間15日に行われたリーグアン第20節でモナコと対戦し、ホームで1-4の敗戦を喫した。この試合でマルセイユのサポーターは、古巣復帰も選択肢のひとつであることを示唆する発言をしていたドログバの再加入を拒絶する横断幕をゴール裏に掲げた。

「ドログバ、OM（マルセイユ）を愛していると言うのはやめろ。俺たちが一生かかっても手にすることのないような金額をお前は1ヶ月で稼いでいる。嘆くのはやめて中国へ戻れ」と横断幕には記されている。

　2012年に中国の上海申花でもプレーしたドログバは、2015年から在籍していたメジャーリーグサッカー（MLS）のモントリオール・インパクトを退団し、現在はフリー。現役続行を望み、新たなクラブを探している状況だ。

　ドログバの獲得に関心を抱いていることが報じられているブラジルのコリンチャンスは15日に新シーズンの背番号を発表したが、「9番」は空き番号となっている。ドログバは「11番」を好んでいるものの、新ストライカー獲得を示唆するものではないかとブラジル『グローボエスポルチ』は伝えている。

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