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リヨンMF、25歳で現役引退を表明「この足首ではもうサッカーはできない」

text by 編集部 photo by Getty Images

グエイダ・フォファナ
現役引退を表明したMFグエイダ・フォファナ【写真:Getty Images】

 フランス・リーグアンのリヨンに所属する25歳のMFグエイダ・フォファナが18日、クラブの公式チャンネルで現役引退を表明した。

 フォファナは、フランス2部のル・アーヴルで才能を開花させ、2011年夏にリヨンに移籍した。そこでレギュラーの座を勝ち取ると、リーグアンやチャンピオンズリーグにもデビューを果たしたが、2014年に右足首を負傷。この負傷により今季の出場はおろか、2014/2015シーズンと2015/2016シーズンの2シーズンでわずか41分間しか出場することができず、25歳の若さで現役引退をする苦渋の決断をしている。

 現役引退を表明したフォファナは、「復帰するために本当にあらゆることを試みた」と述べると、「だけど僕の足首は、僕にもうサッカーをさせることができない状態なんだ。残念だけど、これが僕が下した決断だ」と続け、現役引退を決断するに至った辛い経緯を説明した。

 しかし、現役を引退したとはいえ、フォファナは今後もクラブに残る可能性があるようだ。「サッカーをすることが不可能な状態だと話した後に、(ジャン・ミシェル・)オラス会長はそれでも僕をクラブに置いておきたいと言ってくれた。このようなチャンスをくれた会長に感謝している」とフォファナは述べ、クラブに残ることを前向きに検討していることを明かしている。

 この知らせを受け、チームメートのMFクレマン・グルニエは、「君とプレーしたことを誇りに思う。幸運を祈っている」と、インスタグラムでフォファナにエールのメッセージを投稿。また、元チームメートからもエールを送るメッセージが多数届いていると報じられている。

【了】

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