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バルサ戦でまたも誤審問題。テクノロジー導入を求める声強まる

text by 編集部 photo by Getty Images

ルイス・エンリケ
バルセロナのルイス・エンリケ監督【写真:Getty Images】

 現地時間29日に行われたリーガエスパニョーラ第20節のベティス対バルセロナ戦で、明らかな誤審があったとして騒動を生んでいる。29日付のスペイン紙『ムンド・デポルティボ』など複数メディアが伝えた。

 アウェイでベティスと対戦したバルサは75分に先制点を許す苦しい展開となったが、終了間際の90分にFWルイス・スアレスが同点ゴール。1-1のドローで試合を終えた。

 だが、本来であれば先制された直後に追いつくことができていたはずだったかもしれない。77分、右サイドのアレイクス・ビダルからのクロスに合わせたジョルディ・アルバのシュートはゴールのカバーに入ったDFアイサ・マンディにクリアされた。だがリプレイではボールが明らかにゴールラインを越えていたことが確認できる。また、同じ場面でFWネイマールが倒されたプレーに対してPKを取るべきだったとの見方もある。

 バルサのルイス・エンリケ監督は試合後にこの場面についてコメントし、誤審問題への取り組みを訴えた。「いつも言っているとおりだ。審判を助ける必要があると思う。ビデオテクノロジーかもしれないし、それ以外の何かかもしれない。我々にとって有利な判定でも不利な判定でも私はそう言っている」

 スペイン各メディアは、得点を判定するゴールラインテクノロジーが導入されていない欧州主要リーグはスペインだけであることを指摘。『マルカ』などが行っているオンライン投票でも、ユーザーの圧倒的多数がテクノロジーの導入を支持する票を投じている。

【了】

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