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「柴崎はマドリードでラス・パルマスの電話を待っている」。残り2日で決着なるか?

text by 編集部 photo by Getty Images

柴崎岳
欧州で移籍先を探す柴崎岳【写真:Getty Images】

 鹿島アントラーズとの契約を延長せず、欧州での移籍先を探しているMF柴崎岳は、ラス・パルマス入りが決まることになるのだろうか。スペイン紙『マルカ』が30日付で現状を伝えている。

 ラス・パルマスへの移籍に近づいていると盛んに報じられてきた柴崎だが、ここに来て情報は錯綜している。スペインラジオ局『カデナ・コペ』の記者は「柴崎はマドリードで彼の欧州の代理人と会うことになるが、移籍先はラス・パルマスにはならないだろう」とツイートし、ラス・パルマスの地元紙はクラブ関係者が柴崎の獲得を否定したとも報じた。

 だが『マルカ』によれば、柴崎はスペインに到着してラス・パルマス移籍に備えている状況だという。「柴崎岳はマドリードでラス・パルマスからの電話を待ち続けている。その後(カナリア)諸島へ飛び、入団発表を行うためだ」と現状について伝えた。

 柴崎の獲得に向けた交渉は「進んでいる」が、クラブとしては“プランB“である柴崎獲得を実行する前に他の選択肢を探りたいと考えている模様だ。

 移籍市場でのラス・パルマスのその他の動きとしては、パリ・サンジェルマンのFWヘセ・ロドリゲスの獲得が合意し、30日にも発表されるとみられている。一方で、ウェスト・ハムのFWジョナタン・カレリの獲得に向けた交渉も行われていたが、こちらはウェスト・ハムのスラベン・ビリッチ監督からストップがかかったという。

『マルカ』はラス・パルマスがカレリに代わるストライカーを探すと見ているが、地元紙『ラ・プロビンシア』は他のFWの獲得はないという見通しを伝えている。31日の移籍市場終了まで残り2日となったが、柴崎獲得も含めて流動的な状況のようだ。

【了】

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