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2019年CL決勝はアゼルバイジャンで初開催も? マドリードとの争いに

text by 編集部 photo by Getty Images

バクー
バクーのオリンピック・スタジアム【写真:Getty Images】

 欧州サッカー連盟(UEFA)は3日、2019年に行われる欧州のクラブ大会の決勝会場への立候補手続きが完了したとして、各試合の開催地候補を発表した。

 2019年のチャンピオンズリーグ(CL)決勝には、アゼルバイジャンの首都バクーのオリンピック・スタジアム、および来季からアトレティコ・マドリーの新本拠地となるマドリードのエスタディオ・メトロポリターノ(ワンダ・ メトロポリターノ)が立候補。2会場のいずれかが2018/19シーズンの欧州王者を決める舞台に選ばれることになる。

 バクーでの開催が決まったとすれば、欧州の主要大会決勝がアゼルバイジャンで開催されるのは初めて。オリンピック・スタジアムは、13ヶ国で分散開催されるEURO2020の会場のひとつでもある。

 マドリードでの開催なら、2010年にレアル・マドリーの本拠地サンチャゴ・ベルナベウでCL決勝が開催されて以来となる。なお、2017年決勝はカーディフ(ウェールズ)のミレニアム・スタジアム、2018年決勝はキエフ(ウクライナ)のオリンピスキ・スタジアムでの開催が予定されている。

 バクーは2019年のヨーロッパリーグ(EL)決勝会場にも立候補しているが、CLと両大会の開催地に選ばれることはできない。EL決勝には他にジョージアのトビリシ、ドイツのフランクフルトとシュトゥットガルト、スコットランドのグラスゴー(ハムデン・パーク)、スペインのセビージャ(サンチェス・ピスファン)、トルコのイスタンブール(ベジクタシュ・アレーナ)の各スタジアムが立候補している。

 女子のCL決勝も含め、各試合の会場は今年9月に決定されることが予定されている。

【了】

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