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37歳のアイマール、2年ぶりに古巣でカムバックか。夢の兄弟共演実現も

text by 編集部 photo by Getty Images

パブロ・アイマール
パブロ・アイマールが現役復帰か【写真:Getty Images】

 右ひざの状態が思わしくなく、2015年にリーベル・プレートで現役引退したパブロ・アイマールが2年ぶりにカムバックを果たすかもしれない。アルゼンチン『ラ・ナシオン』などが報じた。

 現在37歳のアイマールは、少年時代を過ごした地元の古巣エストゥディアンテス・デ・リオ・クアルトの選手として登録されるようだ。同クラブは現在3部相当のリーグに所属しており、今月開幕したコパ・アルヘンティーナで勝ち進めば上位カテゴリのクラブとも対戦する可能性がある。

 エストゥディアンテス・デ・リオ・クアルトのアリシオ・オスヴァルド・ダガッティ会長は「彼(アイマール)はこのクラブでプレーしたい意向を表明し、何度か公式にミーティングを重ねた。1年前から試合も見に来ているし、常に近づいている。すべてのリオ・クアルトの人々や、この地域の人々がエストゥディアンテスのユニフォームを着た彼のプレーを見たがっているよ」と語った。

 リオ・クアルト出身のアイマールにとって同クラブは身近な存在であり、リーベル入団前の13歳ころまでプレーしていた古巣でもある。

 ダガッティ会長は「我々は彼が毎日トレーニングをして、毎週友だちとサッカーをしているのは知っているんだよ。いい感じなのも、プレーしたがっていることも知っている」と、地元での現役復帰が現実的なものであることを強調している。

 また、エストゥディアンテス・デ・リオ・クアルトにはアイマールの弟であるアンドレアス・アイマールも所属している。

 アンドレアスも2歳上の兄と同じくリーベル・プレートなどでプレーしたプロ選手だったが、ヨーロッパでのキャリアはベルギーやイスラエル、ポルトガルで短期間プレーしたのみで、国際的にほとんどその名は知られていない。

 これまでのキャリアを通じてパブロとアンドレアスが同じチームでプレーしたこともなく、仮に兄が公式戦ピッチに復帰すれば夢の兄弟共演が実現する。アルゼンチン代表やバレンシア、ベンフィカなど数々の名門でファンを魅了してきたファンタジスタの帰還は果たされるだろうか。

【了】

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