チェルシーに所属するスペイン代表FWジエゴ・コスタは、またも中国移籍の噂が浮上したことに嫌気が指している様子だ。SNSで不満をあらわにしている。

　1月には、D・コスタはアントニオ・コンテ監督と衝突したとして、チェルシーを退団して中国のクラブへ移籍する可能性が高くなったと騒がれた。その後指揮官との関係悪化は否定され、結局D・コスタはチェルシーでのプレーを続けている。

　だが、中国移籍の噂が絶えることはない。2日にはスペインラジオ『カデナ・セール』が、D・コスタは夏に中国へ移籍することが合意に達したと報じた。年俸3000万ユーロ（約36億5000万円）で中国クラブとの仮合意が交わされたとの見方が伝えられている。

　その翌日に、D・コスタはインスタグラムの自身のアカウントで「クソのような話ばかりされている。頑張れチェルシー！」と投稿。何を指してのコメントなのかを明確にしてはいないとはいえ、中国への移籍報道に対するものであることは明白だと言えそうだ。

　コンテ監督も3日の会見でD・コスタの退団報道についてコメント。「ジエゴについては毎週のように色々な憶測を耳にしている。彼は我々にとって重要な選手であり、ここに残ることに満足してくれている。夏に何が起こるかではなく、現在のことを考えるべきだ」と話している。

【了】