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ナポリ、記録的大勝。ハムシクはマラドーナに迫りメルテンスは得点ランク首位に

text by 編集部 photo by Getty Images

ドリース・メルテンス
3得点のドリース・メルテンス【写真:Getty Images】

 現地時間4日に行われたセリエA第23節の試合で、ナポリはボローニャとアウェイで対戦し7-1の大勝を飾った。この試合で成し遂げられた各種の記録を4日付の伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが伝えている。

 ナポリは開始6分までに2点をリードする展開。その後は両チームが退場者を出して10人対10人となったが、前半を4-1で折り返したナポリは後半に入っても攻撃の手を緩めず、計7点を奪ってボローニャを粉砕した。

『ガゼッタ』によれば、ナポリがセリエAのアウェイゲームで7得点を記録したのは初めて。23節を終えた時点での計55得点もクラブ最多記録となる。

 この試合ではMFマレク・ハムシクとFWドリース・メルテンスがそれぞれ3ゴールを叩き込んでいる。キャリア初のハットトリックを達成したハムシクはナポリでの通算得点数が111点となり、歴代単独2位に浮上。1位のディエゴ・マラドーナ氏まであとわずか4点に迫っている。

 一方のメルテンスは最近8試合で13ゴールを荒稼ぎし、今季合計16ゴールで得点ランク単独首位に浮上。第16節カリアリ戦、17節トリノ戦(4得点)に続いてのハットトリックであり、セリエAの1シーズンで3度のハットトリックを記録した外国人選手はマルコ・ファン・バステン、エディンソン・カバーニ、ディエゴ・ミリートに続いて歴代4人目だという。

 ナポリはこの勝利で勝ち点を48に伸ばし、ローマを抜いて暫定2位に浮上。ローマは7日にホームでフィオレンティーナと対戦する。

【了】

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