元スペイン代表のアルフォンソ・ペレス氏は、バルセロナのDFジェラール・ピケがスペイン代表に呼ばれるべきではないと考えている。スペイン『ラジオ・マルカ』が、同氏のコメントを伝えた。

　カタルーニャ出身のピケは、かつてカタルーニャ独立デモに参加するなどして代表戦ではブーイングを浴びることがあった。

　現役時代にレアル・マドリーでもバルセロナでもプレーした経験があるアルフォンソ氏は、以前からサッカー選手の政治的な発言を批判してきた。かつてのチームメートであるジョゼップ・グアルディオラ現マンチェスター・シティ監督についても厳しい意見を述べている。その考えは今も変わらないようだ。

「正直なところ、グアルディオラはスペイン代表ではなくカタルーニャ代表を選ぶべきだった。私は別にカタルーニャが嫌いなわけではない。私の息子はバルセロナ生まれだしね」

「ピケはグアルディオラと同じ立場にいる。そして、実際に今プレーしている。時がくれば、彼は独立派としての立ち位置をとるだろう」

　カタルーニャ独立問題が続き、揺れるスペイン代表。ピッチでのパフォーマンスに影響はないのだろうか。

【了】