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審判罵倒で退場のバロテッリを仏メディア酷評。地元紙では採点「ゼロ」も

text by 編集部 photo by Getty Images

マリオ・バロテッリ
ニースのマリオ・バロテッリ【写真:Getty Images】

 ニースに所属する元イタリア代表FWマリオ・バロテッリは、不要な退場でチームを苦境に追い込んだことでフランスメディアから酷評されている。地元紙は驚愕の採点「ゼロ」もつけた。

 現地時間18日に開催されたリーグアン第26節のロリアン戦で、前半に先制したニースはそのまま1-0の勝利を収めた。だが68分にはバロテッリが一発レッドカードで退場となり、20分以上を数的不利で戦わなければならなかった。

 バロテッリはピッチ中央付近での空中戦で相手選手と競り合ったあとレッドカードを提示された。一見したところ退場の理由は明らかではなく、リュシアン・ファーヴル監督も試合後に困惑する様子を見せていたが、トニー・シャプロン主審が「英語で罵倒された。それ以上何も言うつもりはないが、よくあることだ」と試合後に述べたことを仏紙『レキップ』は伝えている。

『レキップ』はこの日のバロテッリに対し、10点満点で「1」というきわめて低い評価をつけた。「低調なパフォーマンスを退場で悲しく締めくくった。苛立っており、貢献は乏しかった。チームを10人対11人に追い込んだ」とバロテッリは評されている。

 さらに地元紙『ニース・マタン』に至っては、バロテッリへの採点はなんと10点中「0」。プレーの面で貢献が見られなかったことに加え、審判だけでなく監督やチームメートらに対しても怒りを表していたとして、「その振る舞いは0点!」とバロテッリを切り捨てた。

【了】

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