インテル加入後初ゴールを記録したガビゴルことFWガブリエウ・バルボサに対する注目度がさらに高まっているようだ。イタリア各メディアは「新たなロナウドの誕生か」と盛り上がっている。

　20歳のガビゴルがかつてインテルでプレーした元ブラジル代表のロナウド氏と比較されるのは、同じブラジル人だからということだけが理由ではない。イタリア初ゴールが敵地でのボローニャ戦だったという共通点があるのだ。そのため、SNSを中心に「ロナウドみたいだ」という声が広がっている。

　ガビゴルは試合後、『インテル・チャンネル』でロナウドの初ゴールの相手を聞かされると「彼がここでイタリア初ゴールを挙げたなんて知らなかったよ」としながらも、「すごくうれしい」と話している。

　一方でインテルのレジェンドであるジュゼッペ・ベルゴミ氏は、伊『スカイ』で「みんながロナウドのゴールを思い出した？　ロナウドはまた別だよ。彼のボローニャ戦でのゴールも違ったね」と冷静に語りつつ、「ガビゴルは正しい位置を見つけた」と述べた。

　ロナウド氏は1997年から2002年にかけてインテルでプレー。インテルでの初ゴールは1997年9月14日だった。見事な個人技から鮮やかに決めたゴールは、今回のガビゴルのゴールとは似ても似つかないが、インテルファンはロナウド級のストライカーの登場を望んでいる。

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