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ミラン、今度は指揮官が“ディナーをおごる”ことに「試合前に約束していた」

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴィンチェンツォ・モンテッラ
ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督【写真:Getty Images】

 ミランを率いるヴィンチェンツォ・モンテッラ監督は、現地時間19日に行われたセリエA第25節でフィオレンティーナに2-1で勝利したことを受けて、チームにディナーをおごることを約束したようだ。20日に伊紙『ガゼッタ・デッロ・スポルト』などが報じている。

 少し前までは公式戦4連敗と不調が続き、その上負傷者も相次いで負のサイクルに陥っていたミラン。しかし、直近3試合では勝ち点7を獲得し、さらに今冬に加入したFWジェラール・デウロフェウがミランで初ゴールを決めるなど、この試合に勝利したことはミランにいくつかポジティブな要素をもたらしている。

 先日にはFWカルロス・バッカがサンプドリア戦で見せた不適切な態度を謝罪する理由でチームにディナーをおごっていたが、この結果に今度はモンテッラ監督が、「もし勝利すればチームにディナーをおごると試合前に言っていたんだ。だから、彼らが望めば…」と試合後に発言。

 そして、同監督はドレッシングルームでチームのパフォーマンスを褒めたとされ、予定されていた休日をさらに1日増やしたと報じられている。

 しかし、次節はミランが最も苦手とするサッスオーロとのアウェイ戦だ。この場所は、2014年1月には3-4で敗戦、2015年5月には2-3で敗戦、そして昨年3月には0-2で敗戦と、ミランがまだ勝ち点1さえも獲得できていない難攻不落の敵地となっている。

 来季の欧州カップ戦の出場権獲得を目指すため、サッスオーロ戦でも現在の調子を維持させたいモンテッラ監督率いるミラン。今週に行われるとされているこのディナーは、その試合に向けて士気を高める意図も含まれていそうだ。

【了】

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