フットボールチャンネル

ルーニーは本当に中国へ? 代理人が夏の移籍に向け交渉中と報道

text by 編集部 photo by Getty Images

ウェイン・ルーニー
マンチェスター・ユナイテッドのウェイン・ルーニー【写真:Getty Images】

 マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWウェイン・ルーニーの代理人は、今週中国を訪れて移籍に向けた交渉を行っているという。22日付の『BBC』など英複数メディアが伝えている。

 1月にはユナイテッドでの通算250ゴールを達成し、クラブの歴代最多得点者となったルーニーだが、もはやユナイテッドに居場所はなくなりつつあるのかもしれない。ジョゼ・モウリーニョ監督の率いる今季のチームでは先発での出場機会が激減している。

 ユナイテッドを去る日も近いのではないかと盛んに噂され、特に中国スーパーリーグ(CSL)は有力な移籍先ではないかと予想される。実際に、代理人のポール・ストレットフォード氏は今週中国を訪問し、北京国安、天津権建、江蘇蘇寧の3クラブとの移籍交渉を行ったのだという。

 中国の移籍市場が開いている2月中にルーニーの移籍が成立する可能性は「非常に低い」という見通しを各メディア伝えているが、シーズン終了後の夏に移籍することは「確実」ではないかともみられている。

 移籍先候補のひとつである天津権建を率いるファビオ・カンナバーロ監督は、地元テレビに対して「ルーニーへのアプローチを行った」と認めたという。だがルーニーはチームのプレースタイルに合わないと同監督は考えているようで、「雑談程度」の話を行っただけであり、それ以上交渉を進めることはなかったと述べている。

 モウリーニョ監督は、ルーニーの放出を望んでいないことは強調しながらも、来季もルーニーが残留することを「保証はしない」とコメントしている。2004年にエバートンから加入し、13年間にわたってユナイテッドで活躍してきたルーニーだが、今季がオールド・トラフォードでの最後のシーズンということになるのだろうか。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top