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33歳ラーム、引退後は「何もせずゆっくりしたい」。監督就任の可能性は?

text by 編集部 photo by Getty Images

ラーム
バイエルン・ミュンヘンのフィリップ・ラーム【写真:Getty Images】

 クラブレベルでは、チャンピオンズリーグ(CL)優勝1回、7度のリーグ優勝を経験し、ドイツ代表として113試合出場し、W杯優勝も成し遂げたフィリップ・ラーム。そのラームがフランス紙『レキップ』に自身の想いを語った。

 バイエルン・ミュンヘンでキャプテンマークを付けるラームは、「自分をよく知っていれば、キャリアを終える正しいタイミングが分かるものだ。私はこのクラブで経験できたとこを幸せに思うし、バイエルン・ミュンヘンには感謝しかない。キャリアの終わりは、新しい人生の始まりだ。8歳で初めたサッカーを辞めるんだから、人生は大きく変わるだろう。でも、引退は今シーズンから決めていたから、次への準備は出来ているんだ」と、同紙に話した。

 続けて、「まずは長期の休暇が欲しいね。何もせず、ゆっくりしたいんだ。その後はチャリティー活動などのイベントをしたい。自分の会社も持っているし、色々やることは多いだろう。もちろん、家族との時間も大事にしたいね」と、引退後も忙しい毎日になりそだ。

 クラブは33歳のオールラウンダーに対し、スポーツディレクター(SD)のポストを提示したとされている。そんなラームが現時点ではっきり言えることがる。それは、「監督は考えていない」ということだ。一方で、「サッカーに対する喜びはいつも持っている」と、将来の監督就任の可能性は否定しなかった。

 バイエルンで20個のタイトルを獲得したラームは、「今シーズンは、すべての大会におてい優勝の可能性がある。最後に、できる限り多くの成功を収めたいと思っている」と、残りのシーズンへの意気込みを語った。

【了】

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