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バルサのPKは”不適切”との声も…FIFA会長は主審の判定を支持。一方で将来的には…

text by 編集部 photo by Getty Images

ジャンニ・インファンティーノ会長
FIFAのジャンニ・インファンティーノ会長【写真:Getty Images】

 現地時間7日にチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦2ndレグの試合が行われ、バルセロナはホームでパリ・サンジェルマン(PSG)と対戦し6-1の勝利をおさめた。この試合のPKの判定について国際サッカー連盟(FIFA)の会長を務めるジャンニ・インファンティーノ氏が言及した。9日に英メディア『ESPN FC』が報じている。

 試合開始して50分、ネイマールがペナルティエリア内に侵入したところ倒れてきたトマ・ムニエの頭が当たりファールの判定。バルセロナにPKが与えられると、これをリオネル・メッシがゴールを決めて3点目に結びつけていた。さらに後半アディショナルタイム、DF裏に抜け出したルイス・スアレスがPSGのマルキーニョスに倒されてバルセロナがPKを獲得。このPKをネイマールが決めている。この二つのPKに関して、不適切な判定だったとの声も挙がっていた。

 そんな中、インファンティーノ会長は「その判定が不適切だったかどうかにかかわらず、我々は主審の判断を支持する」とし「我々が見たのは素晴らしいサッカーの試合だった。最後に起きたこと、これは本当に素晴らしい試合であったことを示している」とコメントしている。

 続けて「我々がルールを変更するとき、本当に注意が必要だ。なぜなら、サッカーは素晴らしいスポーツだから。この試合で明確な間違いがあったかどうかはわからない。将来、間違いがある場合はビデオアシスタントによって修正されるため、主審の判断によって決定的な間違いが起こらなくなる」と、将来的に微妙な判定がなくなると語っている。

【了】

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