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PSG、バルサ戦ラスト10分でパス成功わずか4本…その間に悪夢の3失点

text by 編集部 photo by Getty Images

ヴェッラッティ
衝撃の敗戦に佇むマルコ・ヴェッラッティ【写真:Getty Images】

 現地時間8日に行われたUEFAチャンピオンズリーグ(CL)決勝トーナメント1回戦の2ndレグで、バルセロナに1-6という衝撃の敗戦を喫したパリ・サンジェルマン(PSG)。1stレグで得た4点のリードをひっくり返され、バルサに奇跡の逆転勝利を許してしまった。

 その試合終盤、ラスト10分で記録されたデータが話題を読んでいる。サッカーのデータを専門に扱うウェブサイト『Squawka』によれば、PSGが85分から後半アディショナルタイム終了の95分までの10分間で、わずか4本しかパスを成功させられなかったという。

 この間にバルセロナは6本のシュートを放ち、3ゴールを奪った。88分にネイマールが直接フリーキックを沈め、アディショナルタイムに入った91分にもPKでゴールネットを揺らす。そして95分、セルジ・ロベルトが奇跡の逆転ゴールを挙げた。

 4点ビハインドを覆すために執念を燃やし、恐ろしいほど貪欲にゴールを目指したバルサを前に、PSGは完全に押し負けてしまった。最後の瞬間まで勝利を疑わなかったバルサの選手たちの強い気持ちがピッチを支配し、データにまで表れたと言えるかもしれない。

【了】

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