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日本に敗れてW杯予選敗退のタイ、代表監督が辞任を明かす

text by 編集部 photo by Wataru Funaki

キャティサック・セーナムアン
キャティサック・セーナムアン監督【写真:舩木渉】

 タイ代表のキャティサック・セーナムアン監督が31日に辞任の意思を明かした。サッカー連盟からの発表はまだだが、自身のインスタグラムで発表している。

 W杯アジア最終予選で日本と同組のタイ代表は、28日の日本戦を0-4で落として予選敗退が確定。初のW杯出場には届かなかった。

 日本代表の監督や選手たちは試合前、タイ代表が侮れない相手だと指摘していたものの、タイサッカー連盟はW杯アジア最終予選における代表の成績に不満を持っていることが報じられていたところだ。

 辞任を決断した43歳のキャティサック監督は、タイのサッカー界で特別な存在だ。1993年から2007年にかけて代表戦134試合に出場し、71ゴールを記録。どちらも同国の最多記録である。

 “タイのジーコ”の異名を取るキャティサック監督は、「この4、5年間、私や私のチームに対する全てのサポートに感謝している。非常に光栄だった」と記した。

 キャティサック監督は日本戦の前日、「将来は日本のようにW杯に出場したい」と語っていた。次の監督は誰が務めることになるのだろうか。

【了】

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