ボルシア・ドルトムントのマルク・バルトラ【写真:Getty Images】
ボルシア・ドルトムントに所属するスペイン代表DFマルク・バルトラは、ツイッターを通して探していたファンの女性を無事に見つけることに成功した。
ドルトムントは現地時間1日に行われたブンデスリーガ第26節の試合で宿敵シャルケとのダービーマッチを戦い、1-1のドローに終わった。シャルケの青色に染まったこの試合の観客席の真っ只中で、ドルトムントの黄色いユニフォームを着て一人観戦する女性ファンの姿が写真に捉えられていた。
バルトラは試合翌日にSNSで写真を投稿し、この女性に会ってユニフォームをプレゼントしたいとして、女性を探すための協力を募っていた。実際に多くの協力が集まったようで、翌3日にはこの女性が、ドルトムントに程近いリューネンに住む47歳のシュテファニー・アダム=パープさんであることが明らかになった。
観客席の写真から想像された通り、シャルケのユニフォームを着て隣りに座っていた男性が夫だったようだ。2人は夫婦でそれぞれライバルクラブを応援しているという。ドイツ『WAZ』はシュテファニーさんに連絡を取り、「大きな騒ぎになって驚いているわ。気が付いてもらえて嬉しいし、ユニフォームが楽しみね」とコメントを伝えている。
バルトラはシュテファニーさん夫妻の写真をツイッターで投稿した上で、「信じられない! 見つけたよ! みんなありがとう」と協力への感謝を述べた。「約束通り、近いうちに会いましょう!」とシュテファニーさんにユニフォームをプレゼントする機会を楽しみにする様子を見せている。
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