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バルサ、成長を遂げたウインガーの“買い戻し”決断か。新監督に将来委ねる

text by 編集部 photo by Getty Images

ジェラール・デウロフェウ
ジェラール・デウロフェウ【写真:Getty Images】

 バルセロナは、エバートンからミランにレンタル移籍中のFWジェラール・デウロフェウを買い戻すことにしたようだ。スペインメディア『ムンド・デポルティボ』が伝えている。

 現在23歳のデウロフェウは、バルセロナの下部組織で育ったウインガー。2015年に完全移籍でエバートンに加わり、バルセロナでのキャリアは終わったはずだった。

 しかし、今年1月にレンタルでミランに移籍すると、デウロフェウはすぐに評価を高めた。先月のインターナショナルウィークは久々にスペイン代表招集を受け、見事なインパクトを残している。

 そこでバルセロナは、エバートン放出時に設定した買い戻しオプションを行使することを決意。1200万ユーロ(約14億円)で連れ戻すことにしたという。

 だが、バルセロナはデウロフェウを使うかはまだ決めていない。ルイス・エンリケ監督が今シーズンいっぱいでの退任を発表しているため、新監督にデウロフェウの将来を決めてもらうつもりのようだ。

 仮に新監督がデウロフェウを必要としなくとも、ミランは同選手のプレーに満足しており、バルセロナは買い戻しに必要な1200万ユーロ以上を上回る額で売却できるものと考えているようだ。

【了】

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