フットボールチャンネル

バルサ、ネイマールの“強行出場“は断念。クラシコ当日の朝に不出場を発表

text by 編集部 photo by Getty Images

ネイマール
バルセロナのネイマール【写真:Getty Images】

 バルセロナは23日、同日に行われるリーガエスパニョーラ第33節のレアル・マドリー戦にFWネイマールを出場させないことを公式声明で明らかにした。

 ネイマールは現地時間8日に行われたマラガ戦で退場となり、その際に第四審判に対して挑発的な態度を取ったとして、計3試合の出場停止処分を受けた。処分のうち1試合は消化したが、マドリー戦にも出場することはできない。

 だがバルサは、スポーツ仲裁裁判所(CAS)に対して処分への不服を訴え、処分を”一時保留”とすることでネイマールをマドリー戦に出場させることを試みた。出場が認められるのかどうかは不透明なまま、バルサはネイマールを試合への招集選手に含めてマドリードへ帯同させるとも報じられていた。

 バルサがネイマールを”強行出場”させたとすれば不戦敗の処分を受けることも懸念されていたが、結局は出場させないことを試合当日の朝に発表。試合の12時間前になってもCASから納得のいく回答が得られないことへの不満を述べつつ、ネイマールを試合に招集しないことを表明した。

 リーガで2位のバルサは首位のマドリーを3ポイント差で追っているが、マドリーは未消化分の1試合を多く残している。敗れればタイトル争いにほぼ終止符が打たれることにもなりかねない一戦に、バルサは自慢の3トップの一角を欠いて臨む。

【了】

KANZENからのお知らせ

scroll top