30日にトッテナムとダービーマッチを戦うアーセナルだが、ファンと一丸となって試合に臨むのは難しそうだ。アーセナルファンが再び指揮官の退任を望む主張をしたと、英紙『デイリー・メール』などが伝えている。

　今シーズンでアーセナルとの契約が満了するヴェンゲル監督は、以前から将来が注目されている。一部ファンは指揮官の交代を願っており、今までにさまざまな形で「ヴェンゲル・アウト」を訴えてきた。

　アーセナルは22日にFAカップ準決勝でマンチェスター・シティに勝利し、26日にはプレミアリーグでレスター・シティを下している。ヴェンゲル監督への圧力も弱まるのではないかと思われたが、そうではなかったようだ。

　現地時間28日夜、ロンドンの複数箇所で「ヴェンゲル・アウト」の文字がライトアップされた。ホームスタジアムのエミレーツスタジアム、以前のホームスタジアムであるハイバリー、マーブルアーチなどで指揮官の退任を願うサポーターの声が映し出された。

　ヴェンゲル監督はまだ去就を明らかにしていない。ファンとの関係はこのまま改善されないのだろうか。

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